i-industry’s blog

社会人のタマゴが日々の出来事を綴っていきます。

愛車遍歴

放送開始以来,おぎやはぎの愛車遍歴を結構な頻度で見ているのですが,自分の愛車遍歴ってなんだろう...とここ最近思うのです.

ちなみに,それはと言うと
①ゴルフⅤ
②ゴルフⅥ

 

ええ,全部ゴルフ.代車もゴルフ.ゴルフ教徒か.

そこで,ここに新たになにか加えたいと画策しているわけなんです.

学生ですし,あまり予算はかけられない

そして,ありふれたクルマ(○ルファード,○itとか)はあえて今乗る程でもない.というか,一生いらんでしょ.

あとは,いつかロータスケータハムモーガンに載りたいという憧れ.つまり,そこそこ軽量で,クラシカルな装いをさせても(自分がしても)格好がつくやつですな.

 

これらの希望を叶えてくれるのが以下の車種.

Honda Beat

Suzuki Cappuccino

Mazda Roadster(NA)

 

全部オープンカーであるというね.普通に考えたら,安全性を確保するためにはルーフを付け,ガッチリさせるのが常套手段であると思うのですが,ここはセカンド・サードカー.必要以上の安全性・快適性はいらないと割り切ろうかと.

 

以前ビートに乗せてもらった時は非常に驚いたんですね,コレが.後ろから音は平気で侵入してくるわ(軽トラサウンド)ドアの建て付け由来の異音はするわ,音の割に遅いわ.正直いってナシな選択肢なんでしょうが,当時は中学生.馬力至上主義の真っ最中だったので.

 

完全無欠なクルマは,4WD・セダンorワゴンorSUV・500ps以上の大排気量エンジン搭載の車種なんでしょう.しかし,これは自動車として最も合理的で,新幹線に代わる移動手段としての役割を果たすためにはいいでしょう.

エモーショナル,という観点で見れば上記の条件では物足りない.というか,自動車=馬の進化系と考えるとありえない進化なわけです.

馬からの進化ならば,目指すべきはLess is moreですよ.これは時代に迎合したものでも何でもない.

動力源は問わない.そしてボディは軽量.これこそが究極の理想なんですよね.

 「重いものを少しでも軽くする技術」(フロントエリアをアルミ製にする.ルーフをカーボン製等)というのは現在では一般的になってきましたが,「軽いものを軽くする技術」というのはなかなか広まっていないのが現状.

新しいアルトの試みは,スポーツカーではないものの,クルマとしては正常ではないかと思うのです.これは要研究ですな.

 

閑話休題

 

 で,上記の3車種をカーセンサーで調べたわけです.

Cappuccinoはやたら高い・完全なるオープンではないという点で却下.

Roadsterは,保険・車両価格でハードルが.まともに乗れるようなタマがあんまり残っていないのが現実.今も,大学生でクルマ好きな人なら確実に一人は乗ってるし,潰されているクルマが多くなってきたのかな...

で,Honda Beat.まー,高い.手頃なのでは品質的な不安感が(汗)しかし,見てみないことには状態はわかりませんからね.

                                       ということで,先日行ってまいりました.
to be continued

 

初日記

すばらしく遅くなりましたが,明けましておめでとうございます.

最終エントリ以来,実に70日ぶりというこのブログ.

その間,細々とアクセスもあり,読者の方も増え,いい感じに続けるモチベーションになりつつも文章を書く時間が確保できない,といったフラストレーションがたまる一方.

 

気付いたらもう2月なんですね.この2か月はマジでLost 2months.

論文に追われ,なんだかんだ読書もまともにできていませんからね.

主に年末年始~2月上旬でしょうか,Thomas Piketty氏の「21世紀の資本」がバカ売れしたり,ISILがいろいろあったり.世の中は確実に回っている,というのを2周遅れくらいでなぞっているのが現状でした.

 

そんな中,確実に「ポスト・資本主義」とでもいえる新思想(主義?)が誕生するのではないか?と思っているわけです.

まあ,もちろんそれが急激に発達・拡大なんてことはないでしょうし、このまま資本主義で地球は回る確率のほうが遥かに高いと思います。

しかしながら,時代の変革期を目の当たりにできるのは非常に面白い.そして,貴重であると思う次第.

 

Piketty氏は著作の中で「富の再分配」と述べている.そして,氏の論文もこの考えを述べているものが多いのが事実.これ,その字面のみ追っていけば別の主義になってしまう可能性を孕んでいるわけですよ.

しかし,格差が拡大し,労働者が搾取され,不労働所得が労働所得を上回る,という現状において,一般市民のやり場のない怒り・失望を少しでもなくすには「再分配」がbetterであるというのも理解できなくはない話.

資本主義でも共産主義,もちろん社会主義でもない新たな主義・思想が生まれると予測することはそう困難ではないことなのかもしれません.しかし,人類は賢くはなっている,かつてよりは確実に.そのため,新たに生まれるものは過去を破壊して生まれるのではなく,いいところを融合し,変化していくのではないかと思うのです.

ま、以上のことはほんのたわごとです。

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 で、カメラに関しては,写真を撮りに行く暇すらない,そして,肝心の降雪時にカメラを持っていくことができない(吹雪すぎ)という感じで,正月以降中々ファインダーをのぞくことすらままならない,といった状況なのです.

 来月あたり,東京観光をしようと思い,地味にカメラのお掃除をしているわけです.

一昨年くらいから、成田の利用、所用で東京に行く機会は確かに増えたのです。しかし、まともに観光をしたことがないのが事実。東京タワーは横目にスルー(増上寺の真横で)、浅草はもはや記憶なし。

そんなレベルなので、ここは日本人として改めて観光するべきではなかろうか?ということで卒業旅行代わりに行こうかと思った次第。

個人的には貧乏ヨーロッパ弾丸旅行()とかはダメなタイプなんで…国内を行けるうちに勉強しとくのもひとつかな、と。


というわけで、当面の予定がはっきりしないままなのでどうなるかは不明ですが、とにかく本を読みたい。

次は、EVに関しての所見でも書こうかと。そろそろVWも本格的にEVを導入するそうなので。乗りに行ってからになるかな?

くるま日記

 

前回のエントリが11/23だったことに驚き.

時が過ぎるのは実に早い.

卒論提出まで残り2か月程度.着々と実験機製作は進むも、なかなか本格始動できないのはここ数日のストレスの元.なかなか頭痛が治りません...

 


で、本題.

先日、ゼミの一環として工場見学に行く機会があり、非常に交通の便が悪いところだったため車を借りて移動したわけです.

その時に借りた車の短評でも書こうかと急に思い、ここに記す次第.ある意味忘備録とでもいいましょうか?

その時の車種はToyota-Vitz.昨年マイナーチェンジが実施され、外装の変更、車体の補強を中心として改良がおこなわれた後期型.

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 色は上記の通り.

以下、WebCG風な短評で.

[外装]

マイチェンでトヨタがここ最近採用している「キーンルック」となった.ま、好き好きは色々でしょう.個人的には前期型よりかは良い印象.フィンが付き、立体的なデザインのリアランプはなかなかいいのでは.

しかし、Vitzも含め、最近の自動車デザインで非常に疑問なのがリアスタイル.

以下参照.

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リアタイヤのあたりに注目してほしいのだが、一個前の型と比べ、非常に弱弱しいデザインとなっている.これは、主に足回りが見えてしまっており、バンパーが天地方向に薄くなったのが要因か?

明確に、より多くの空気を流そうということが感じられる.リアバンパー~タイヤまわりの空気の通りをよくして、空力性能向上、しいては燃費向上につなげるとの意思か?

しかし、安っぽく見えるのでNG.

そして、サスペンションのアーム類にも注目.

こちらも、細くなっており空力向上を目指したのか?その弊害は間違いなくあり.

[内装]

チープ.小物入れも多いが、その各々は決して使い勝手は良くない.

何より酷い出来なのがはシート.21世紀の自動車のシートとして、ヘッドレスト一体型というのは、安全性の面からは許されざる設計であろう.

さらに、内蔵クッションにコシがなく、すぐ底につく座り心地は非常によろしくない.そのため腰から肩甲骨辺りの収まりが悪く、背中が痛くなってしまう.

この傾向は売れ筋のトヨタ車(VitzPrius、主に250万円程度まで)によく見られ、いつ乗っても身体が受け入れない.

明らかに低クオリティに見えるVWのシートのほうがよほど出来がよく、疲れも残らないというのは、市場の要求度合の違いか?求められるものが全く違うということか

[フィーリング]

搭載エンジンは1KR-FE VVT-i 1000cc 

51kW(69PS)/6,000r.p.m.//92N・m(9.4kgf・m)/4,300r.p.m.

まあ、よくある1000ccエンジンといったところ.3cylならではのサウンドははっきりと耳に.

CVTの制御も比較的良好.しかし、制御がぬるぬる加速させたいのか、同価格帯で3cyl-1000ccのup!よりも中間加速は劣る感じ.up!はASGのおかげでダイレクト感があるからか?

乗り心地に関しては、後期型では車体の補強がなされたためか、トヨタ車にしては良好.もう1ランク上のダンパーを採用すれば化けそう.素地としては悪くはない.

また、4人乗車と2人乗車でのハンドリングの違いに驚かされた.重量変化にここまで過敏であるとは.

燃費は約16km/l.4人乗車で渋滞にも嵌ったことを考えれば納得.

ちなみに、同じような環境でVW-Golf6(1.2T)も同数値.複雑である.

[総評]

椅子さえよくなれば、通勤用にはアリ.

 

 


 と、長文になりましたが、こんなとこ.自動車のcommodity化が進んでいるということを実感させられる1台.ある意味Demioとは対極にある存在.

それでもラインナップする意義はあるからトヨタはマイチェンをし、販売しているのでしょう.

 

大本命は

気付いたら2週間ぶりのエントリに.

論文を少しずつ書いていたり、実験機の製作等でなかなかログインできず.

 

ここ2週間での大きな動きは特にはありませんでしたが、レンズをついに購入.


Amazon.co.jp: Canon 単焦点レンズ EF50mm F1.8 II フルサイズ対応: カメラ・ビデオ

 

買ったはいいものの、まだ試し撮りすらできず.

部屋の中で何枚かとりましたが、今までのモノよりF値が小さいため明るさが比較にならないくらい.そしてボケも.

そろそろ紅葉も終わり掛け.ここらで写真を撮りに行こうか、と思案中.

                                      

で、主題の大本命と.

先日、トヨタとホンダがほぼ同時にFCVを発表しました.

以下参考.


ホンダ、新型燃料電池車「FCVコンセプト」発表 | webCG


トヨタが新型燃料電池車「ミライ」を発表 | webCG

従来のEVと比較し、航続距離は大幅に長く、充電(H2補填)時間は大幅に短い、などのメリットがあると色々な媒体で報道されています.

FCVがエコカーの大本命、とまで言われていますが、HVの普及の時のように、様々なインセンティブを行わないとなかなか販売数が伸びない、というのが現状でしょうか.

愛知県は以下のようなインセンティブを行うと発表.


愛知県「MIRAI」に75万円補助(2014年11月22日(土)掲載) - Yahoo!ニュース

 

このような補助金制度は、プリウス普及の際にも行われたようで.愛知県の某自治体では、プリウスには補助金を出すが、他社のHVには出さない、と.

 

ここまで1社に肩入れするように税金投入して、販売台数を増やそうとするのは、独禁法的にはどうなのか?と首をかしげるところも大いにあります.

このように、FCVに於いてもトヨタには行い、hondaには行わず、ということがありうるのは容易に想像できるでしょう.

 

では、どのようなパワーユニットが今後の自動車の大本命となりうるのか?

個人的には、どれも大本命とも、正しい解答にもならないのではないか、と予想しています.

今後我々が今までのペースで化石燃料を使用していくということもなくなっていくため、完全に枯渇するまでに40年近くは掛かるでしょう.

その間に脱化石燃料の発電システム、パワーユニットは続々と開発が進み、エンジンは動力源としての王道からは外されると思います.

 

山岳地帯等の過酷な環境下ではエンジンが、先進国の都市部~郊外ではFCV、EVがバランスよく使用されていくのではないか、と考えられます.

 

やはり、LCAという観点からみると今の水素発生方式はあまりにも非効率的ではないかと.H2の発生に手間がかかり、輸送するためにも多大なエネルギーが必要になる、など.

どれも世に出始めのころは無駄だ、必要がない、と言われることも多いでしょう.

FCV、EVお互いに需要をうまくすみ分けながら、今後の進化に期待ですね.

 

巨星墜つ

去勢ではなく巨星です.

昨日のニュースより.


自動車評論家 徳大寺有恒氏が死去 | webCG

徳大寺有恒氏が亡くなったそうです.

ここ最近では糖尿病が悪化し、自分でハンドルを握ることも少なくなったそうです.

 

徳大寺さんといえば、昨年の東京モーターショーのCOTY発表会場で姿を見かけたのが最初で最後でした.

一緒に写真でも撮ってもらえばなぁ、、、と悔やまれるばかりです.

晩年は歩くこともままならない、といったことは聞いてはいましたが、実際杖をついて健康状態をかなり悪くしているんだろうな、と察することが出来るレベルでした.

 

自動車のみにフォーカスを当てるのではなく、生産された国の背景、歴史、ファッションやライフスタイルを交えて語る、という評論スタイルを確立されたのは徳大寺さんではないのかと思います.

ご冥福をお祈りします.

 

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